2023年は個人的映画鑑賞元年であった。

今年は意識的に映画を見ていた。

感想を言い合える友達がいるからこそ楽しいのだが、一種の趣味にも成りえたなと思う。

で、どんな映画を映画館で今年は観たか、振り返りたい。

まず今年観た映画のベスト3を発表すると…

1位 RRR

2位 ブルージャイアント

3位 窓際のトットちゃん

だった。これに次いでゴジラ-1.0、怪物が並ぶ感じですね。

今年観た映画は以下の通り

・シン・仮面ライダー

・グリッドマン・ユニバース

・ブルージャイアント

・クリード3 過去の逆襲

・名探偵コナン 黒鉄の魚影

・NOPE

・ブラフマーストラ

・RRR

・怪物

・君たちはどう生きるか

・アリスとテレスのまぼろし工場

・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

・ゴジラ-1.0

・屋根裏のラジャー

・窓際のトットちゃん

とまぁ15作品程度。これでも去年までは5作品も見てるかな?くらいだったので大分多くなったのです。アニメ映画が多いのはアニメ好きだからなので、それはまぁご愛嬌ということで。

映画というのもまぁ出会いがあるもので、特にクリード3。これは1,2も見ていない状態で「ボクシング観たい」の一心でフラッと見に行った作品。これがなかなか面白くて、1,2も見て、ロッキーシリーズの続編ということでロッキーも見直して…と映画を見るモチベのトリガーになった作品でした。

RRRは以前からよくダンスがネタになるインドの映画ということで、せっかくだから見てみようと思いこれもフラッと観た作品だったのですが、まさかの今年ベスト映画になりました。まぁ公開年自体は去年みたいなんですが、今年観たから今年にカウントします。とにかく衝撃的に面白かったですね。3時間という上映時間は流石に長いんですがダレずに進み、常に熱と勢いで突き進んでいくエンタメの極みを感じました。胃もたれするレベルです…。

そんなインド映画に触れたから、せっかくだから他のも見ようと次に触れたのがブラフマーストラ。これが糞つまらなかった。インド版マーベルを目指したという触れ込みもあった通りなんですが、とにかく恋愛もストーリーも手垢にまみれているし陳腐だし、ことしのワースト映画筆頭という感じです。ベストとワーストをインドが席巻してしまいました…。

実写邦画にも触れると、ゴジラ-1.0、怪物、シン・仮面ライダー。シン・仮面ライダーはともかく、ゴジラと怪物は面白かった!邦画も全然やれるじゃないかと心底思えた作品で、今後の邦画にも期待できる出来でしたね。怪物はレビューも書いていませんでしたが、とにかく心理描写や伏線、強いメッセージ性と考察要素で今年観た中でも屈指に濃厚でした。ビターエンドなんですがどこか爽やかさもある締め方といい、確実に自分の中には残る映画です。

アニメ映画もまぁ多かったですが、特に触れたいのはブルージャイアントと窓際のトットちゃん。ブルージャイアントは青春熱血物という感触が強いんですが、本当にストレートに感情移入してしまいました。最後のライブに関してはもう感無量。若干ご都合主義や泣かせの演出も気になりましたが、映画という媒体のクライマックスだからこそ許され、むしろそれが観たかったと思わせる展開に拍手喝采です。

順位的にはエンタメ色も強いブルージャイアントを順位では上にあげましたが、窓際のトットちゃんも負けていません。むしろ作品の完成度という観点では軍配があがるかもしれない。とにかくトットちゃんという子供の仕草行動をアニメーションで徹底的に描かれている。序盤から中盤にかけ色彩が鮮やかに描かれるんですが、世相とともに段々とくすんでいく書き方や、トットちゃんという子供視点から見た大人の世界、現実の世界が丁寧に描かれています。それを説明的でも説教臭くもなく自然と、わかりやすく描写しているのがこの作品のレベルの高さを感じました。とにかく子供にも大人にも感情移入しまくって、ラストシーンではもうボロボロに泣いた。確実にこの作品は傑作です。

グリッドマン、マリオ、コナン、NOPEと普通に楽しめた映画も多く、まさに自分の中の映画元年にふさわしい年になったと思います。糞だと思ったブラフマーストラや屋根裏のラジャーも含め、楽しかったです。

来年も気になった映画をちょこちょこ見ていきたいですね。

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