本の感想【超・筋トレが最強のソリューションである】著者:TESTOSTERONE、久保孝史

今回紹介する本は【超・筋トレが最強のソリューションである】です。

この本は筋トレ大好きTESTOSTERONEさんが「筋トレは最高だぞ!!」と極論を交えて伝えてくれる本です。極論込みなので結構楽しく読める、筋トレ基軸の自己啓発本です。

私もなんやかんやで、筋トレを始めて3年くらいになります。でもベンチプレスは最高でも45kgくらいしか上がらないくらいにはガチ勢ではありません。あくまで健康・ダイエット目的で始めたものです。

ダイエットという目的では結構上手くいって、最初75kgだった体重が今では61.5kgくらいまで減っています。…なぜか今年のはじめからやたら減り始めたんですが。1月までは68kg前後だったのが7月で63kgくらいまで下がり、今もちょっとずつ下がっているくらいです。

食事は職場での昼食をカロリーメイトからオートミールに変えたくらいしかないんですが、それでも異様に減ってます。ちょっと怖いです。

環境が変わったストレスと今までしていた筋トレが出来なくなって筋肉が減ったのがここ2ヶ月の体重の減少だと思うのですが…正直数字上はもうちょっとほしい気がします。少しバルブアップできるよう筋トレを別シフトに変えようかな…?

───とまぁそんな感じで、私も筋トレを実際に行ない自身を変えてきた経験を持っています。

この本ではメンタルを改善するのにも筋トレがいい!と言ってくれますが、私は正直悩みだらけです。でも著者のTESTOSTERONEさんもあとがきで「私も悩むときがある」と書いてくれてるので、そこは少し安心しました。

この本で一番好きなのは、最初の章の「死にたくなったら筋トレ」が真実である理由。死にてえって思ったら筋肉を殺そう…ですね。

「確かにそうかもしれねえ!」という感じになりました。私はしょっちゅう死にたくなります。そんな時「お前を殺す」と筋肉に語りかけ筋トレが出来たら、割と本気で気晴らしにある気がします。

この部分は最初の章の最初のページに出てきます。私にとっては肝ですね。

この本では8章に分けられ、それぞれ極論じみたTESTOSTERONEさんのメッセージと、専門家の久保さんとの対談による筋トレの科学的なエビデンスで構成されています。

1章「死にたくなったら筋トレ」が真実である理由

2章 筋トレは最強のアンチエイジングである

3章 モテたかったら筋トレしかない

4章 仕事ができる人はなぜ筋トレをしているのか

5章 ダイエッターこそ筋トレすべき本当の理由

6章 長生きしたけりゃ筋トレをしなさい

7章 筋トレに関する誤解と偏見を解消する

8章 自信がない人は筋トレをしろ

1章と8章はやや似通っていますが、8章にもなると「上司も取引先もいざとなれば力ずくで葬れると思うと得られる謎の全能感」というよくわからないことを言い出すので、これはこれでオススメです。

私もちょっとこのメンタリティで生きていきたい気がしますね笑

4章においてもまぁなるほどというところで、「営業ノルマを達成するプロセスも、ベンチプレス140kgを達成するプロセスも、本質を見れば同じ。目標を設定し達成することに快感を覚えるゴールオリエンテッドな人は、どの分野においても成功しやすい」で腑に落ちました。

目標を達成する快感…数字で設定するのって私はあまりやったことないんですよね。筋トレと一緒に設定するのもいいかもしれません。

そして著者の久保さんが最も伝えたいテーマが7章だそうです。

筋トレについての間違った認識がテーマですが、その中でも「筋トレをすると体が硬くなる」は違うそうです。ストレッチではなくて筋トレをした場合でも同じようなメカニズムで同等以上の効果が望めると語っています。また同様に怪我をしやすくなるというのも間違っているそうです。これは面白いですね。

ちなみに、筋トレをすると風邪を引きやすいそうです。これは激しい筋トレや運動をしたあと二現れる症状だそうで、通常の2−6倍リスクが上がるそうです(オープンウインドウ説)。免疫力という観点から、大事な試験やイベントが近いときは程よい強度の筋トレに切り替えたほうがいいということですね。

さてこんな感じで、この本では筋トレについて面白い情報と飛び抜けたメッセージを伝えてくれます。読んでて楽しいのでぜひオススメしたいです。

私も筋トレに励みたいと思います。

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