本の感想『私の財産告白』 著:本多静六
これを八十年来押し通してきたという本多さんは次に「凡人者の天才者に対する必勝(とまではいかなくても)職業戦術がある。それは「仕事に追われないで仕事を追う」ことである。つまり天才が一時間かかってやるところを二時間やって追いつき、三時間やって追い越すことである」と言う。
これだけ聴くと「根性論かぁ…」とも思いますが次が個人的に印象的で、「明日の仕事を今日に、明後日の仕事を明日に、さらにすすんでは今日にも引き付けることである」というのです。